
1位 TEACCH 再構造化の手引き
・編著 ノースカロライナ大学TEACCH部
・翻訳 服巻 智子
今までありそうでなかった手引書。
TEACCHの構造化された指導を実践している人なら、再構造化の必要性は誰しもが認識しているのに、現状ではそのやり方や時期についてはその人自身が持つ経験則や勘に頼っていたのが実情でした。
この本は、TEACCH部のベテランスタッフが、現場の教師や支援職にわかりやすいように、主としてスケジュールやワークシステムを一人ひとりに合わせる工夫とその再構造化のあり方について、丁寧に、かつシンプルにガイドラインを示してくれたものです。
ノースカロライナ大学TEACCH部オリジナルの書籍であり、米国内でも一般書店に出回っていない希少な実践の手引書。こんな本が欲しかった!そう思わせてくれる一冊です。
2位 おうちでできるESDM~親のための手引書~
(著)Sally J. Rogers
(著)Geraldine Dawson
(著)Laurie A,Vismara
(監訳)服巻智子 (訳)重松加代子
本書の目的は、わが子を愛し気にかけている人々に、お子さんがさらに肯定的で好ましい発達の道筋に直ちに乗せる手助けをするためのツールと方略を提供することです。 今は、どんなにか苦しい人生のように見えているとしても、明日から直ちに始められることがあるのです。そして、それは時が経つにつれ、お子さんの将来に信じられないほど大きな違いを生み出します。お子さんに、親や他の人たちとかかわりを持って交流することや、コミュニケーションをとること、対人かかわりを楽しむこと、そして遊ぶことを教えることができるのです。お子さんが学び、かかわり、他者と絆を深めるようになると、希望を持ってください。私たちは、多くの親御さんがお子さんがASDの診断をもらった後、かなり長い間放っておかれていることを知っています。訓練されたセラピスト達は自分の分野の仕事で忙しくてなかなか応対できないか、または、介入プログラムに入っていくためには長い待機期間を経験しなければならないか、という現実があります。私達は、親御さんがご自身のお子さんのためにすぐにでも何かを始めたいとたまらない気持ちでいることをわかっています。そこで、介入プログラムが始まるのを待つ間の親御さんたちの焦る気持ちや心配を少しでも楽にするために、あるいは、すでに介入プログラムを受けているならばその効果を強めるために、本書で私たちは情報やツールや、直ちにご自身でお使いになれる方略を提供しています。本書で説明する方略は、保護者の方々が、遊びや、おむつ替えや、着替えや、入浴や、お食事や、おでかけ、絵本の読み聞かせ、さらには、保護者が家事をしている間にも、御自身のお子様と毎日かかわるなかで使えるように工夫しています。これらは、お子様との日々のかかわりを豊かな学習の機会へと形を変えてくれるもので、そして、プロによる介入指導が始まってからも継続するならば、その介入治療の効果を飛躍的に伸ばすことができるのです。これから手にするこれらの方略を使えば、お子様の学びや、他者とのコミュニケーションや適切な遊びを手助けするようになることでしょう。(本編より抜粋)
3位 自閉症のひとたちへの援助システム -TEACCHを日本でいかすには-
著者 藤村出 服巻智子
諏訪利明 内山登紀夫
安倍陽子 鈴木伸五
編集 福田年之
発刊以来、「具体的で分かりやすい」と大好評。
親の会や学校、施設などで広く活用されています。
TEACCHプログラム実践のための決定版。
世界で高い評価を得ているTEACCHプログラムの日本での実践事例を豊富な写真とイラストできめ細かく紹介しながら、自閉症の人たちを正しく理解し、より良い援助の方法を具体的に考えるガイドブックです。
4位 “生きる力”を身につける「じぶん研究」
編著 倉沢茂樹・荒井留美子
「認知行動療法」を基盤とし、さまざまな理論・評価ツールで 社会参加を支援するガイドブック。
思春期・青年期の進路選択や社会参加の支援は、 当事者の自己理解が大きなポイント!
自閉スペクトラム症、境界知能、不安症、不登校…学校や療育、訪問(家庭)事業、 就労支援事業などで幅広く使える「じぶん研究」。
Part1 「じぶん研究」はじめの一歩
Part2 事例で学ぶ思春期・青年期の「じぶん研究」
Part3 「じぶん研究」を支える理論的背景
Part4 「じぶん研究」をブラッシュアップ
Part5 「じぶん研究」を支える評価ツールの紹介
Part6 「じぶん研究」の道具箱
5位 学校コワイ
ぶん よつば もこ
え かしだ あゆみ
付属 CD-ROM
この絵本は、自分のことをどう表現したらいいのかわからない当事者と、 わかりたいけれど、どう理解していいのかわからない親御さんや先生をつなぐ、とても大切な意義深い本です。「やりたい。伸びたい。人の役に立ちたい。」その気持ちをつぶさないように、「自分のことをまるごと受け入れる気持ち」を大切に育んでいけますように、との思いで作られた作品です。