ブレーメンの挑戦  新福祉論が目指すまちづくり

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ブレーメンの挑戦  新福祉論が目指すまちづくり

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ブレーメンの挑戦  新福祉論が目指すまちづくり

 

2007年7月に施行された、「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」は、県レベルでは全国初となる障害者差別をなくすための条例です。

条例制定の精神である「ブレーメン思想」は、“理不尽な理由で辛く悲しい思いをしている人はいないか”を理念に、子どもや、高齢者や障害者などへの理解をより深め、地域における全ての人々が自分らしく暮らせる千葉であろうとする一連の施策制定の礎であり、互いに持てる力を出し合い、補い合うことの大切さを唱えた童話、「ブレーメンの音楽隊」になぞらえたものです。

本書は、条例の解説本ではなく、全国初の条例が制定に至るまでの紆余曲折を収録した、千葉県発、“ノーマライゼーション(=正常にすること)”6年間の感動の軌跡です。

まさしく県民主役の政策づくりを実現化させた一大事例は、全国の自治体および障害者・福祉関係者必読の一冊です。

 
・内容紹介

目次
 Intoroduction ブレーメンというものがたり

 第一楽章 とてもはたらきもののロバがいました
  知的障害者にとっての問題点/精神障害者にとっての問題点/ほか

 第二楽章 そうだ!ブレーメンにいって音楽隊にはいろう
  それは出会いから始まった/医療の世界から福祉の世界に/ほか

 座談会:ブレーメンの挑戦

 第三楽章 ロバ、イヌ、ネコ、オンドリが力をあわせて
  逆転の発想が始まった/人は主体か客体か/ほか

 第四楽章 いつまでも仲良くくらしました
  「ブレーメン」が生み出したもの/千葉からそして全国へ/ほか